汝自身を知れ、汝自身で在れ

かんばんは、浩二です。

表題は、映画マトリックスでも出る有名な言葉らしいです。

先日、老子の勉強会に参加した中で「仁」とは何か?
という問いが出されました。

講師の説明の中で、陰と陽=女性性と男性性という概念が出され、
「仁」とは人の持つ2原性を受容すること、それこそが思いやり=仁であるとの事でした。

良い面もあれば、悪い面もある。
人が出来ない事が出来て、人が出来る事が出来ない。

それが人間だよと。

色々な表現で例えられてましたが、

女性性は、根本であり、土台である。
男性性は、目標であり、達成である。

女性性⇒人への気遣いや思いやりが根本にないと、それは原理原則に外れた結果を生みかねない。

ここで、汝自身を知れ、汝自身で在れ。

という対が浮かぶ。

子供は自分自身で在ることに何の違和感も持たない。
だからこそ、汝自身で在ることは得意である。

一方で、子供は知識や情報に乏しいので、汝自身を知ることは苦手だ。

大人になるとこれが逆転する。

汝自身を知る=知識や情報は豊富になるが、
せっかくの知識を活かせず汝自身で在るという状態を保てない。

自身の内面に隅々まで光を通した時、快と不快という人間の機械的な動作から解き放たれ(手放し)、統合から変容が訪れるという。

汝自身を知れ、汝自身で在れ。

学び、人生という体験を通して、いつか説明出来るようになりたいですね。

健やかなる時も、病める時も、共に過ごしていきましょう。