芦田愛菜先生

かんばんは、浩二です。

先日、ある映画の発表会で、芦田愛菜ちゃんのコメントを見て、先生と呼ぶ事にしました。

記者から「信じる」という事について聞かれた芦田先生の回答全文は下記のとおりです。

『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて」

「だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど」

「でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました」

質問を受けてから、スムーズにこういった答えが出るという事は、
普段から回答する準備が出来ているという事なのかなと思います。

それを考えると、幼少の頃から芸能界の第一線で働くという特殊な環境と、
本人の資質と努力が掛け合わさって、16歳でありながらこのような知見を持ち合わせたのかなと感じました。

もう、凄過ぎて笑うしかない(笑)